エルトン・ジョン(Elton John)の半生を描くミュージック・エンターテイメント映画『ロケットマン(Rocketman)』。サウンドトラック・アルバムがSpotify、Apple Musicで配信開始。全曲リスニング可。 最新エルトン・ジョンの最新ベスト『DIAMONDS』の1CD / 3CD が発売, エルトン・ジョン『DIAMONDS』 エルトン・ジョンが製作総指揮をとって自身の半生を描いた映画『ロケットマン』のサウンドトラック。エルトンを演じるタロン・エガートンが歌唱する名曲の数々のほか、エルトン参加の新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」も収録。 2019年8月23日 12:00 ロケット・マン (エルトン・ジョンの曲)とは?goo Wikipedia (ウィキペディア) 。出典:Wikipedia(ウィキペディア)フリー百科事典。 映画『ロケットマン』のサントラとエルトン・ジョンの名曲を紹介!公式サウンドトラックはアルバムの22トラックのヒット曲を収録しており、新曲「(I'm Gonna) Love Me Again」は映画のためだけに書き下ろされた名曲も!そのメロディは、世界中を魔法にかける…。 『ロケットマン』豪華出演が選ぶエルトン・ジョンのお気に入り曲は? 思い出エピソードも access_time 2019/08/30 11:00 create 藤本エリ folder 映画 (町山智浩)で、今回はその映画『ロケットマン』についての説明はちょこっとだけしますけども、それよりもエルトン・ジョンのその歌詞と曲の非常にアンバランスさが面白いっていう話をさせてください。たぶん知ってる、気が付いてる人はほとんどいないと思います。 (宇多丸)なるほど。ということで町山さんの音楽解説シリーズ。これ、非常に楽しみにしておりました。今夜はこのようにエルトン・ジョンの歌詞の世界 … 町山智浩さんがtbsラジオ『アフター6ジャンクション』の中でエルトン・ジョンの自伝映画『ロケットマン』とエルトン・ジョン楽曲の歌詞について話していました。 (宇多丸)時刻は8時になりました。ここから特集コーナー、ビヨンド・ザ・カルチャー。まずはこちらの曲をお聞きください。 画像出典:https://rocketman.jp/ エルトン・ジョンは子供のころから両親の愛情に飢えていた少年でした。 そんなエルトン・ジョンの人生をあらすじを追いながら見てみましょう。 これから映画を観る方はネタバレなしのあらすじだけ読んで見どころに進んでくださいね! エルトン・ジョンの人気曲で歌い踊る!「ロケットマン」ワンカット撮影のミュージカルシーン公開. 〈以下メイカー・インフォメーション〉 エルトン・ジョンが、1965年から2019年までに制作した全148曲を収めた、豪華ボックス・セット『ジュエル・ボックス』(原題『Elton : Jewel Box』)を11月13日にリリースすると発表した。 まとめますと、エルトン・ジョンの曲はエルトンの作曲、バーニーの作詞による分業体制で作られていること。そして時にそこにはふたりの友情や絆がほのめかされていること。『ロケットマン』はこの点を踏まえて見てみてください。 【ジェーン・スー】 音楽史上最も成功しているソロ・アーティストのひとりであるエルトン・ジョン。2019年に公開された映画『ロケットマン』は、ジョンの半生をミュージカル・ファンタジーとして描いたことで話題を集め … エルトン・ジョン参加の新曲を1曲収録(エルトン・ジョン&タロン・エガートン「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」) この新曲とキャスト歌唱による1曲を除くすべての曲を、エルトン・ジョンを演じる主演俳優のタロン・エガートンが歌唱。 1CD / 3CD, 1969~1977年の間に発売されたスタジオ盤&ベスト盤×全13タイトルが一挙紙ジャケ化!, スティングの遊び心溢れる『Brand New Day』と自信が漲る『Sacred Love』, ラナ・デル・レイ『Born To Die』人生を変えたデビュー作:「Video Games」を収録した剥き出しのサウンド, TikTokやネットで話題の過去の名曲とその理由:ビー・ジーズ、スティーリー・ダン、ヴァネッサ等々, 未公開映像を使ったジョン・レノン&ヨーコ・オノ「Give Peace A Chance」の新ビデオが公開, 史上最高のベーシスト・ベスト50:絶対に忘れてはいけない伝説的なベース奏者たち【動画付】, スティーヴィー・ワンダーの名盤を共作したシンセサイザーのパイオニア、マルコム・セシルが逝去, 【全曲動画付】フランク・シナトラのクリスマス・ソング・ベスト20:冬にぴったりな歌声と名曲たち, U2「Beautiful Day」:『All That You Can’t Leave Behind』に収録され完全復帰を実証した名曲, About Us • Terms of Service • Privacy Policy • © 2021 uDiscoverMusic, Elton John – Sorry Seems To Be The Hardest Word, Elton John – Circle of Life (From "The Lion King"/Official Video), Elton John – I Guess That's Why They Call It The Blues, Elton John – Don't Go Breaking My Heart (with Kiki Dee), Rocket Man (I Think It's Going To Be A Long, Long Time), 映画『ロケットマン』効果で、エルトンのベスト盤が自身20作目の全米TOP10アルバムに, 歴代最高のラヴ・ソング:ビーチ・ボーイズやビートルズ、マーヴィン・ゲイやエルトン・ジョン, 異彩を放つラヴソング17選:マゾヒズムからストーカー的執着といった犯罪的な歌まで【全曲動画付】, 2020年UK年間チャート発表、ストリーミングが8割超え、ルイス・キャパルディが2年連続アルバム1位. 先日公開を開始した、エルトン・ジョンの自伝映画『ロケットマン』。ファンタジーに満ちたミュージカル作品において、事実に忠実であることは必ずしも重要ではなが、本作にはフィクションの部分が少なからず登場する。エルトン・ジョンの半生を描く『ロケット エルトン・ジョンが製作総指揮をとって自身の半生を描いた映画『ロケットマン』のサウンドトラック。エルトンを演じるタロン・エガートンが歌唱する名曲の数々のほか、エルトン参加の新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」も収録。 エルトン・ジョン映画「ロケットマン」でエルトン・ジョンを知りたくなったので、使用されている曲や背景を書き残しておきます。自伝ではなく、ミュージカル・ファンタジー であるとのこと。出生名レジナルド・ケネス・ドワイト(Reginald Kenn https://www.british-made.jp/stories/entertainment/201908080034468 エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画「ロケットマン」のDVDを見ました。今日は、わたしの思い出の曲の中から、映画の中でも歌われたエルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」について話します。 ヤング・サグのファンであるエルトンはこの曲を認めている 。 2019年に公開されたエルトンの伝記映画『ロケットマン』では、タロン・エガートンによるカバー・バージョンが使用された。 エルトン・ジョン参加の新曲を1曲収録(エルトン・ジョン&タロン・エガートン「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」) この新曲とキャスト歌唱による1曲を除くすべての曲を、エルトン・ジョンを演じる主演俳優のタロン・エガートンが歌唱。 本作はエルトンの名曲が随所に登場しており、製作された順番を尊重しつつもエルトンのその場の心情を曲で表した配置がされている。名曲揃いなのはさておき、若者は「エルトン・ジョンって誰?」と知らない方も多いのではないだろうか?正直、私も映画を鑑賞するまで生い立ちや音楽に対してあまり知識がなかった。それなのに今更エルトン・ジョンの曲に魅了されてしまったのだ…。私のような「エルトン・ジョンのこと知らない…」という方でも楽しめるのが本作の魅力。だってグラミー賞を5度も受賞している世界一売れたシングル記録を持つロックンローラーなんだから。そして監督のデクスター・フレッチャーや脚本のリー・ホール、製作総指揮にエルトン・ジョン本人が携わり、主役にタロン・エジャトンを起用しており、まさに超一流クリエイターと超豪華キャストが作り出しているから間違いない作品となっている。そのため、今作はミュージカル映画『ボヘミアン・ラプソディ』や『グレイテスト・ショーマン』などと引けを取らない作品となっており、まだ未鑑賞の方は是非見て欲しい1作になっている。, 今回は初週6,000アルバムを売り上げた『ロケットマン(オリジナルサウンドトラック)』に収録された曲を紹介していきます。, The Bitch is Back(あばずれさんのお帰り)は作詞家バーニー・トーピンとの共作。1974年の8作目のアルバム『Caribou』のオープニングを飾った曲。同アルバムの2枚目のシングルでリリースされ、カナダで1位、アメリカで4位、イギリスで15位を飾った。歌詞はセレブの生活をバカにしたもので、タイトルからもそれが見受けられる。歌詞にも「ビッチ」という言葉を連呼しており、アメリカのいくつかのラジオ局で放送禁止になったある意味伝説の曲。エルトンは「自分のテーマソングだ」と言っており、スターダムに上り詰めるまでの人生を語る上で相応しい1曲である。, The Bitch is Back(あばずれさんのお帰り)はエルトン・ジョンがリハビリテーション・セッションに参加したとき、過去を回想するエルトンが歌いはじめる曲。幼少期の自分、少年レジナルド・ドワイト(レジー)にバトンタッチするシーンで歌われる。歌詞中で癇癪を起こした自身を「Bitch !」と叫ぶシーンが印象的。そして少年レジーが「Bitch !」と大声で歌うシーンは母シーラ・アイリーンの気性の荒さを表していると思われる。, I Want Love(アイ・ウォント・ラヴ)はアルバム『Songs From The West Coast』からグラミー賞にノミネートされた1曲。エルトンがピアノ中心のサウンドに回帰したアルバムであり、作詞家のトーピンが3度の離婚を経験したときの率直な心境を綴ったバラードとなっている。この曲はRoyal Mail の広告にも掲載。そして俳優のロバート・ダウニー・ジュニアがミュージックビデオに出演しており、その頃のロバートの薬物問題でボロボロだった頃と世界観が見事にマッチしていた。, I Want Love(アイ・ウォント・ラヴ)は少年レジーが両親からの愛を求めているのに、面倒を見てくれるのは祖母のアイヴィだけ。そして父スタンリーと母のシーラの夫婦仲も悪くなる中、それぞれが愛を求めながらもすれ違う想いを描く。, Saturday Night’s Alright (For Fighting)/(土曜の夜は僕の生きがい)は1973年リリースのアルバム『Goodbye Yellow Brick Road (黄昏のレンガ路)』からのファーストシングル。エルトンのライブの締めくくりで演奏される曲として知られており、エルトンの楽曲でも指折りのラウドロック。Saturday Night’s Alright (For Fighting)は、QueenやThe Whoなど幅広いアーティストにカバーされており、映画やビデオゲーム、TVCMにも取り上げられた。, Saturday Night’s Alright (For Fighting)/(土曜の夜は僕の生きがい)はエルトンの成長過程と50年代から60年代の時代変化を凝縮したような曲であり、劇中でも少年レジーの成長と50年代から60年代の暴力沙汰が多かったパブやクラブの夜の喧騒を描いている。, Thank You For All Your Loving(サンキュー・フォー・オール・ユア・ラヴィング)はエルトン・ジョンが初期に作曲した楽曲で作詞は元ブルーソロジーのメンバーであるカレブ・クエイが手掛けた。彼がフィリップス・レコードから唯一リリースしたポルトガル限定のEP(Extended Playの略)に収録されている。, Thank You For All Your Loving(サンキュー・フォー・オール・ユア・ラヴィング)はエルトンと改名した後、音楽の才能を募る広告をみたエルトンが音楽出版社を営むディック・ジェームズの事務所を訪れる際に流れた曲。, Border Song(人生の壁)はエルトン・ジョンが最初に演奏した曲で、日本で最初に発表されたシングル。 そして1970年のアルバム『Elton John(僕の歌は君の歌)』に収録されており、彼のヒット曲『Your Song』が収録されている。また、Border Song(人生の壁)は初のチャートインした曲でゴスペルソングとして認知された。そして曲の最後の部分の詞はエルトンが書き足したことでも知られている。, Border Song(人生の壁)は作詞家バーニー・トーピンとエルトンが初めてカフェで落ち合ったときに流れはじめる曲。バーニーが書いた『Border』をエルトンが絶賛し、直ぐに意気投合し夜通し語り合う…。この曲は田舎育ちのバーニーがロンドンという都市に期待と不安を抱く気持ちを映し出している。, Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)はエルトンにとって英米チャードトップ10入りした初のヒット曲。1970年の2作目のアルバム『僕の歌は君のうた』に収録され、元々シングル『Take Me to the Pilot(パイロットにつれていって)』のB面曲だった。この曲はライブでもどの曲より演奏されており、彼のキャリアや世界中の人々に影響を与えたことだろう…。それほど自分の感情を表現しようとする若者についての歌詞は心を揺さぶられるものだった。, Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)はエルトンとバーニーが一緒に暮らしていたアパートを追い出され、エルトンの実家に戻った。そんなある日の朝、いつもの様にバーニーが出来上がった詩をエルトンに渡すと、エルトンの頭には直ぐにメロディが浮かび瞬時に本楽曲を書き上げた(この歌詞の原本にはコーヒーのシミがついていたとか…)。エルトンが歌詞を歌い出すと心に響く曲でバーニーとアイヴィが聴き入ってしまうほどのものだった。ディックも2人の才能を認め、アルバムのリリースが決定した。, Amoreena (過ぎし日のアモリーナ)は1970年の『Tumbleweed Connection (エルトン・ジョン3)』で残念なことに大ヒットしなかった。最近になって最も優れたアルバムとして評価が上昇しており、本曲は「アモリーナ」というガールフレンドを恋しているカウボーイの物語である(農場主の物語)。エルトンとバーニーはアメリカに行ったことがなく、西部劇をよく見ていたことから作られたのではとされている。また、Amoreena(アモリーナ)はエルトンの名付け子に因んだものだ。, Amoreena (過ぎし日のアモリーナ)はエルトンとバーニーが付き添いのレイ・ウィリアムズと共にハリウッドへ飛び立ち、ウェスト・ハリウッドのサンタモニカブルバード沿いにあるライブハウス・トルバドールへ到着するまでに流れた曲。, Crocodile Rock(クロコダイル・ロック)は1973年発売のアルバム『Don’t Shoot Me I’m Only The Piano Player(ピアニストを撃つな!)』の先行シングルとして発売。そしてエルトンが初の全米1位を獲得し、シングルチャートで3週間首位を守り続けた。(また、1972年のオーストラリア・ツアーで「イーグル・ロック」という歌が大ヒットしており、それにインスパイアされたとか…。)歌詞の内容には1950年代に生まれたばかりのロックンロールを懐かしむような内容が特徴的。, Crocodile Rock(クロコダイル・ロック)はエルトンがライブハウス・トルバドールで自身初のアメリカライブで歌った曲。怖気付いたエルトンをレイ・ウィリアムズに怒鳴られ、覚悟を決め舞台に上がる。エルトンはエネルギッシュにピアノを弾き始め、椅子を蹴飛ばし、派手なパフォーマンスを見せた。, Tiny Dancer/可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)は4枚目のアルバム『Madman Across The Water』に収録されており、1972年にシングルとしてリリースされた。Tiny Dancerは今でも評価され続けている曲であり、2018年までに米レコード協会でトリプル・プラチナ・シングルに認定された。また、この曲はエルトンの衣装係だった女性マキシンに捧げられた曲であると言われている。, Tiny Dancer/可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)はライブハウス・ドルバドールのライブ後に訪れたママ・キャス家で出会った女の子と共にパーティーを満喫するバーニーを横目にエルトンが孤独感に浸る。そんなエルトンの心情を描いたような歌となっている。, Take Me To The Pilot(パイロットにつれていって)はヒットシングル『Your Song』のB面に収録された曲。そしてセカンドアルバム『Elton John』のハイライトの1つにもなっており、1970年代のライブで定番曲として知られている。歌詞の中に「Take me to the pilot of your soul」と歌われており、直訳は「あなたの魂のパイロットに連れて行って」。これは「恋焦がれる自分が誰かに心を奪われてしまっている。自分の方に振り向いてくれないかな…」と劇中のエルトンの心情と見事にマッチしているような気がしてならない。, Take Me To The Pilot(パイロットにつれていって)は大成功したライブ後、バーニーはパーティーで出会った美人のヘザーに夢中になり、その場から消えてしまう。エルトンは1人になってしまい、寂しさから1人飲みをしていた。そこにジョン・リードが現れ、ジョンの才能を高く評価し力になってくれる相手だとエルトンが気付く。その瞬間、エルトンが恋に落ちたときに流れる曲。, Hercules/ハーキュリーズ(ヘラクレス)は1972年に発表された『Honky Château』に収録された楽曲のひとつ。この曲のタイトルは伝説の戦士ヘラクレスの名がつけられており、エルトン・ジョンの改名時のミドルネームとして使われた。, Hercules/ハーキュリーズ(ヘラクレス)はエルトン・ジョンの音楽が世界を圧巻し、派手なブーツやメガネをトレンドマークに世界のレコード売上の4%を占めるほどの人気っぷり…そんな彼の軌跡を描く中で流れる。, Don’t Go Breaking My Heart(恋のデュエット)はエルトンが主宰するロケット・レコード所属の英国人歌手、キキ・ディーとのデュエットソング。それぞれが「Ann Orson」と「Carte Blanche」のペンネームでこの曲を書き上げ、ダスティ・スプリングフィールドに楽曲を提供する予定だった。だが、最終的にオファーを取り消し、エルトンとキキ・ディのデュエットが発表された。この曲はエルトンが初めて全英1位を獲得した楽曲であり、モータウンへの愛を込めたオマージュ曲。1976年位はアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞している人気の高い1曲である。, Don’t Go Breaking My Heart(恋のデュエット)は、エルトンとキキ・ディのデュエットのレコーディングの様子を再現。そこへジョン・リードが訪ねてきて…。, Honky Cat(ホンキー・キャット)は「Honky Château」に収録された楽曲でサポートバンドのディー・マレイ、ナイジェル・オルソンらと共にレコーディングした初めてのアルバムとして知られている。本曲は「Honky Château」に収録された楽曲の中でも非常に人気の高い曲であり、最初にシングル・カットされた曲である。また、この曲は都会暮らしに憧れる田舎暮らしの青年(Honky Cat)を止めようとする故郷の人立ちの様子を描いた楽曲となっており、都会に出てきた田舎者のエルトンが大ブレイクの末、スーパースターへと昇り詰める姿と重なる。, Honky Cat(ホンキー・キャット)は全盛期のエルトンとジョン・リードがスーパースターの豪奢な生活を満喫をしながら楽しそうに歌い踊るシーンで流れる。まさにエルトンと田舎者の青年(Honky Cat)が重なる。, Pinball Wizard(ピンボールの魔術師)はイギリスのロックバンド『The Who』の楽曲。本曲はケン・ラッセル監督が映画化した『トミー』に出演し、劇中で「Pinball Wizard」を歌った。カバー曲ではあるが、映画で歌ったことを機にライブでも披露するようになる。歌詞にはピンボールが腕自慢だった若者目線で描かれており、主人公トミー・ウォーカーがピンボール大会で破れる様が歌われる。, Pinball Wizard(ピンボールの魔術師)はライブで歌われた曲。ライブ前の控え室でコカインを吸い込みグラスの酒を飲み干すエルトン。エルトンは派手だが妙な衣装をしており、バーニーがありのままの自分で歌えとアドバイスしますが、「観客が観たいのはレジーではなく、エルトン・ジョンだ」と声を荒げ、舞台に向かう。, Rocket Man(ロケット・マン)は「Honky Château」に収録された楽曲。この曲はレイ・ブラッドベリの短編集『刺青の男』に収録された「The Rocket Man」から着想を得て歌われた。内容は家族を残して宇宙に身を投じる父親の姿を描いたもので、宇宙飛行士の父親とエルトンの心情の姿を重ねられる。また、「Rocket Man」は宇宙計画に世の中が湧いていた時代にリリースされた曲であり、大ヒットを記録することになった。, Rocket Man(ロケット・マン)は1975年10月、薬物の過剰摂取で自殺を図りつつ、48時間後のドジャー・スタジアムでの伝説的ライブをこなす姿で流れる曲。大勢の民衆に求められるエルトンだが、必要とする人には愛されないレジーの混沌とした感情が、宇宙飛行士の父親の姿に重なる。映画のタイトルになる程、今作の最大の見せ場となっている。, Bennie And The Jets/ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)は「Goodbye Yellow Brick Road」に収録された楽曲。全米ポップチャート1位、そしてR&Bチャートのトップ20入りも果たした。実際、この楽曲はジョンがヒットするはずかないと考えていたところ、デトロイトの黒人向けラジオ局WJLBのリスナーからリクエストが殺到したことがきっかけでシングル化された。, Bennie And The Jets/ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)は薬物に溺れ、男たちの関係も奔放になっていくエルトン。そんな彼がどんどん速まるテンポに急かされるように、落ちるところまで落ちていく様子がエルトンと重なる。, Don’t Let The Sun Go Down On Me(僕の瞳に小さな太陽)は「Calibou」に収録された楽曲。「Calibou」からの再世シングルとしてリリースされた曲であり、1991年にジョージ・マイケルとのデュエットとして録音したカバーで英米両国のチャートで首位をマークした。また、同曲にはデル・ニューマンによるホーンアレンジが施され、ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンとブルース・ジョンストンがバックコーラスに参加。そしてパーカッションにはレイ・クーパーという豪華なサウンドに仕上がっている。, Don’t Let The Sun Go Down On Me(僕の瞳に小さな太陽)はジョンとの関係が最悪になった頃、エルトンのレコーディングを通して出会ったレネーテ・ブリューエル。彼女はじぶんの心を理解してくれる存在であり、エルトンとレネーテは結婚する。だが、エルトンは同性愛者であるため結婚生活は短いものとなった。そのとき、流れた曲であり、彼の短い結婚生活と重なる曲である。, Sorry Seems To Be The Hardest Word(悲しみのバラード)は『Blue Moves』に収録された楽曲でファーストシングル。この曲はエルトンが先にメロディーをつけ、その後に作詞家のバーニー・トーピンが歌詞をつけたという珍しい楽曲(長年、バーニーが歌詞をつけた後にエルトンがメロディを作っていた)。一部のチャートでは一位に輝いたバラードであり、ポール・ニューマン主演の映画『スラップ・ショット』(1977年)でも使用された。, Sorry Seems To Be The Hardest Word(悲しみのバラード)はエルトンと母親シーラとの互助会の場面。シーラがエルトンにメノルカ島に住みたいからお金を出して欲しいと強請り、エルトンのためにスタンリーを諦めたと言い出す。そんな彼女に対し、「成功は良いもの。動くものとは全部ヤッた。人間が知り得る麻薬も全て楽しんだ」と挑発。すると、シーラは「何の努力もせずに全部棚から牡丹餅で手に入れたくせに。子供なんか持つべきじゃなかったわ!あんたの母親でいることにどれだけがっかりするか分かる⁉︎」。どれだけ成功しても自分を認めてくれない母親に事実を突きつけられ、エルトンと母親との関係はさらに複雑になっていく。そんなシーンでレストランの客とエルトンが歌う曲。, Goodbye Yellow Brick Road(グッバイ・イエロー・ブリック・ロード)は『Goodbye Yellow Brick Road』に収録された楽曲。ミュージシャンとして成功したエルトンは、相次ぐツアーや薬物などでボロボロになっていく。その姿を一番近くで見てきたバーニーは欲望渦巻く音楽業界に苦痛を感じ始める。大ヒットアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』はバーニーがエルトンに向け「いつになったら都会を離れるんだい?僕は農場に止まっていた方が良かった」と疲れ果てた気持ちを伝える歌詞になっている。そしてエルトンに「さよなら黄色のレンガ路」と別れを告げる(黄金のレンガ路とは、映画『オズの魔法使い』のオズへ続く「黄金で出来たレンガの道」。つまり成功してお金持ちになることを指している)。, Goodbye Yellow Brick Road(グッバイ・イエロー・ブリック・ロード)はエルトンの華やかなスターダムとシンプルな田舎暮らしの生活を対比させたような楽曲。きらびやかなスターへの道を歩むエルトンに対し、バーニーが別れを告げるシーンで歌われた。, I’m Still Standing(アイム・スティル・スタンディング)は『Too Low For Zero』に収録された楽曲。一時休止していたバーニーとの共作を再開し、チャートに返り咲いた代表曲。本曲はエルトンのポップ界のトップスターとしてのポジションが揺らいでないことを表していた。実際はリハビリ前に発表した曲であるが、エルトンが「立ち上がる」という本作のフィナーレにふさわしい曲となっている。, I’m Still Standing(アイム・スティル・スタンディング)は人生を立て直したエルトンの復活宣言でフィナーレを飾る曲。タロン・エジャトンがアニメ映画『SING/シング』で本曲を歌っている。, (I’m Gonna) Love Me Again/(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲインは映画『ロケットマン』のサントラのために書き下ろされた楽曲。エルトン・ジョンとバーニー・トーピンにより作曲され、エルトンとタロン・エジャトンのデュエットでエンドクレジットに使われた。歌詞には「ありのままの自分を愛する」というエルトンの生き方を凝縮したものとなっている。, (I’m Gonna) Love Me Again/(アイム・ゴナ)はエンドクレジットで流れる曲。, (また、1972年のオーストラリア・ツアーで「イーグル・ロック」という歌が大ヒットしており、それにインスパイアされたとか…。), (黄金のレンガ路とは、映画『オズの魔法使い』のオズへ続く「黄金で出来たレンガの道」。つまり成功してお金持ちになることを指している), 映画『ロケットマン』のあらすじ・キャストについて知りたいなぁ…。こんな疑問を解決します。『ロケットマン』情報2019年のイギリス・アメリカ合作の伝記ミュージカル映…, Saturday Night’s Alright (For Fighting)/土曜の夜は僕の生きがい, Thank You For All Your Loving/サンキュー・フォー・オール・ユア・ラヴィング, Don’t Let The Sun Go Down On Me/僕の瞳に小さな太陽, Sorry Seems To Be The Hardest Word/悲しみのバラード, Goodbye Yellow Brick Road/グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(黄昏のレンガ路), (I’m Gonna) Love Me Again/(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン, 新曲「(I’m Gonna) Love Me Again」は映画のためだけに書き下ろされ、タロン・エジャトンとエルトン・ジョンによって歌われた名曲!. ロケットマン(2019) - エルトン・ジョンが自ら製作総指揮を務め、自身の波瀾万丈の音楽人生を描いたタロン・エガートン主演の伝記ドラマ。[PG12] 2019年 8月7日発売 『キングスマン』シリーズの タロン・エジャトン 主演、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)最終監督を務めたデクスター・フレッチャー監督のタッグによるエルトン・ジョンの伝記ミュージカル『 ロケットマン 』が2019年8月23日(金)に全国公開される。. エンタメブリッジライターのriezoです!エルトン・ジョンの半生をミュージカルファンタジーとして描いた「ロケットマン」。エルトン・ジョンの曲を知らずも楽しめるファンタジー映画としてレビューし … 1月15日のMLCニュースでお伝えしたように、第92回アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされていた映画『ロケットマン』の主題歌「(I’m Gonna)Love Me Again」が、2月9日の授賞式で歌曲賞を受賞しました。 エルトン・ジョンは、1995年にも映画『ライオン・キング』の主題歌「Can You … ロケット・マン(Rocket Man)という曲. エルトン・ジョン参加の新曲を1曲収録(エルトン・ジョン&タロン・エガートン「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」) この新曲とキャスト歌唱による1曲を除くすべての曲を、エルトン・ジョンを演じる主演俳優のタロン・エガートンが歌唱。 エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画「ロケットマン」のDVDを見ました。今日は、わたしの思い出の曲の中から、映画の中でも歌われたエルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」について話します。 2019年5月24日発売(輸入盤CD / 配信) ロケットマン(2019年8月23日公開)の映画情報、予告編を紹介。グラミー賞に5度輝くなど、イギリスを代表するミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を映画化した人間ド… 音楽史上最も成功しているソロ・アーティストのひとりであるエルトン・ジョン。2019年に公開された映画『ロケットマン』は、ジョンの半生をミュージカル・ファンタジーとして描いたことで話題を集めた。 2019年 8月7日発売(日本盤CD), 映画『ロケットマン』、ディズニー映画『ライオン・キング』(8月9日)公開に合わせて 『キングスマン』シリーズの タロン・エジャトン 主演、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)最終監督を務めたデクスター・フレッチャー監督のタッグによるエルトン・ジョンの伝記ミュージカル『 ロケットマン 』が2019年8月23日(金)に全国公開される。. エルトン・ジョン参加の新曲を1曲収録(エルトン・ジョン&タロン・エガートン「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」) この新曲とキャスト歌唱による1曲を除くすべての曲を、エルトン・ジョンを演じる主演俳優のタロン・エガートンが歌唱。 結論から先に申し上げれば、この『ロケットマン』はエルトン・ジョンのファンはもちろん、エルトン・ジョンをあまり知らない人にこそ観て欲しいと心から願える、伝記映画としてのアプローチが面白く、かつ音楽映画としてのクオリティと楽しさを最大限に押し上げた素晴らしい作品でした! バーニンがエルトンジョンの思いを詩に著したかのような「ユア・ソング」のところが切ないし、 劇中のクライマックス(自殺未遂)で歌われる「ロケットマン」の孤独を歌う歌詞はマッチングしていて何度聴いても泣ける。 バーニンがエルトンジョンの思いを詩に著したかのような「ユア・ソング」のところが切ないし、 劇中のクライマックス(自殺未遂)で歌われる「ロケットマン」の孤独を歌う歌詞はマッチングしていて何度聴いても泣ける。 エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』の日本公開、さらにはエルトンがテーマ曲を書き下ろしたディズニー映画”超実写版”『ライオン・キング』の公開に合わせて、1969~77年のオリジナルアルバム&ベスト盤全13タイトルが紙ジャケット仕様shm-cd復刻で復刻。 「ロケットマン」はタロン・エジャトン始め、出演俳優が魅力的な人ばっかりなんだから妙な演出やカットをせずにもっとまっすぐエルトン・ジョンを描いて欲しかったな…とも思ったり。そうなると「ボヘミアン・ラプソディの焼き直し! エルトン・ジョン・バンドのドラマー。プラスティック・ペニー、スペンサー・デイヴィス・グループを経て、デビューライブから参加。1975年に脱退(金銭問題とも言われ、この時期のシングルが「&エルトン・ジョン・バンド」名義で出されている)。 「ロケット・マン」(Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time))は、エルトン・ジョンが1972年に発表した楽曲。 先日公開を開始した、エルトン・ジョンの自伝映画『ロケットマン』。ファンタジーに満ちたミュージカル作品において、事実に忠実であることは必ずしも重要ではなが、本作にはフィクションの部分が少なからず登場する。エルトン・ジョンの半生を描く『ロケット ロケット・マン(Rocket Man)は、1972年に発表されたエルトン・ジョンの楽曲。 作曲はエルトン・ジョン、作詞はバーニー・トーピンが務める。 シングル盤は、Billboard Hot 100で最高6位を記録した。 「ロケットマン」で登場人物の心象を表わすために使われているのは、すべてエルトン・ジョンの既存曲。もちろん歌詞もそのままだ。にもかかわらず、映画の各シーンにまるで魔法のようにピタリとハマッている。全22曲がどのシーンで使われたかを完全ガイド! 〈以下メイカー・インフォメーション〉 エルトン・ジョンが、1965年から2019年までに制作した全148曲を収めた、豪華ボックス・セット『ジュエル・ボックス』(原題『Elton : Jewel Box』)を11月13日にリリースすると発表した。 見方は人それぞれなので何とも言えませんが総括してみると『ロケットマン』は夏休みに楽しめるエンタメミュージカル映画としては最適な映画でした。 『ロケットマン』(2019)は、 イギリスのスターミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた伝記映画 です。 監督は『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の監督も務めた デクスター・フレッチャー。. エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』の日本公開、さらにはエルトンがテーマ曲を書き下ろしたディズニー映画”超実写版”『ライオン・キング』の公開に合わせて、1969~77年のオリジナルアルバム&ベスト盤全13タイトルが紙ジャケット仕様shm-cd復刻で復刻。 本作は、 アカデミー賞歌曲賞、ゴールデングローブ賞主題歌賞 を受賞。 『ロケットマン』(2019)は、 イギリスのスターミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた伝記映画 です。 監督は『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の監督も務めた デクスター・フレッチャー。. 伝説的なアーティスト、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』は、ミュージカル・ファンタジーでありながら多くの事実を明らかにしている。『ロケットマン』はもちろんエルトンの人生や活動を漏れなく時系列で追ったものではない。だがその中には、裏話や知られざる秘 … 本作は、 アカデミー賞歌曲賞、ゴールデングローブ賞主題歌賞 を受賞。 まとめますと、エルトン・ジョンの曲はエルトンの作曲、バーニーの作詞による分業体制で作られていること。そして時にそこにはふたりの友情や絆がほのめかされていること。『ロケットマン』はこの点を踏まえて見てみてください。 【ジェーン・スー】 Diamonds (Deluxe) - エルトン・ジョン をiTunes Storeで購入する 最後に. ずっと前からエルトン・ジョンの音楽は我々の文化、我々の共通言語の一部になっている。デクスター・フレッチャー監督による『ロケットマン』(主演はタロン・エガートン、脚本はリー・ホール)は、彼の伝説や、愛され続ける彼の楽曲に光を当てるだけだ。 グラミー賞を5度受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの映画。 『ロケットマン』は、天才歌手エルトン・ジョンの1950年代から1991年初頭迄を描いたミュージカル映画です。 『キングスマン』のタロン・エガートンがエルトン・ジョンを演じ、劇中全曲を歌いダンスも披露。 Tiny dancer  a、スケールの大きな活動を続けてきた。現在彼は3年規模の壮大な引退ツアーを行っている最中だが、現在は銀幕にも登場している。近眼でシャイなレジナルド・ドワイト少年がいかにして世界的なミュージシャンになったかを描く映画『ロケットマン』の公開は、彼の不朽の名曲の数々をさらに広く知らしめることになるだろう。そうしてエルトン・ジョンの代表曲はこれからも聴き継がれていくのだ。, 以前からエルトン・ジョンの音楽は我々の文化、我々の共通言語の一部になっている。デクスター・フレッチャー監督による『ロケットマン』(主演はタロン・エガートン、脚本はリー・ホール)は、彼の伝説や、愛され続ける彼の楽曲に光を当てる。uDiscoverでは、彼の音楽の魅力を再認識できるエルトン・ジョンの名曲ランキングを作成した。, エルトンの過小評価されたアルバムのひとつ『Blue Moves (蒼い肖像)』からのファースト・シングル。涙を誘うラヴ・ソングで、彼のバラードの中でも存在感を放っている。この曲はエルトンと長年タッグを組んでいる作詞家のバーニー・トーピンの楽曲でもめずらしい1曲だ。というのも、トーピンの歌詞にエルトンがメロディをつけるという初期からの分業プロセスとは逆で、先にエルトンが聴かせたメロディから歌詞が生まれたのだ。, 上品なアコーディオン・ソロは、カール・フォルティナによるもの。2002年のエルトンとヴォーカル・グループ、ブルー(Blue)のコラボ・ヴァージョンはイギリスのチャートで1位となったほか、レイ・チャールズがエルトン本人とともにカバーした『Genius Loves Company (ジーニアス・ラヴ〜永遠の愛)』に収録された「Sorry Seems To Be The Hardest Word」は、レイ・チャールズが生前最後にレコーディングした楽曲ともいわれる。, エルトンの数々のヒット曲はほかの誰にも劣らないが、半世紀に亘りアルバムを作り続けてきた中で、シングル・カットされなかった名曲も数多くある。バーニー・トーピンがニューヨークの街に抱いた印象を歌詞にしたこの曲はアルバム『Honky Château』に華を添えただけでなく、エルトン自身のお気に入り曲のひとつでもある。, また、同曲の歌詞に登場する「Spanish Harlem」とは、ベン・E・キングとアレサ・フランクリンという、エルトンとトーピンにとってのソウル界のヒーローふたりが歌った曲名であり地名でもある。エルトンはアルバムのリリース前の1972年1月、ロイヤル・フェスティバル・ホールでこの曲を初披露。2018年になっても、ラスベガスのシーザーズ・パレスで行った『Million Dollar Piano』ライヴで演奏している。, 1970年代前半のエルトンはハイペースで作品を発表していた。アルバム『Don’t Shoot Me I’m Only The Piano Player (ピアニストを撃つな!)』のリード・トラックとしてノスタルジックなロック・ナンバー「Crocodile Rock」をリリースしたのも、『Honky Château』からの2枚目のシングル「Honky Cat」がリリースされたたった3ヶ月後のことだった。, 「Crocodile Rock」はエルトンが初めて全米1位を獲得した楽曲としても重要だ。それも全米シングルチャートから、スティービー・ワンダーの「Superstition」を引きずり下ろし、3週間首位を守り続けた。ポップやロックに典型的な4ピース・バンド (ギターにデイビー・ジョンストン、ベースにディー・マレイ、ドラムにナイジェル・オルソン)のタイトな演奏の好例である。, 1994年の壮大なディズニー映画『ライオン・キング』向けにエルトンが手がけたサウンドトラックは、同年だけで500万枚を売り上げてアメリカの映画史で最も売れたアニメーション映画のサントラ盤になった。やるときは徹底的にやるという彼の性質がよく表れたエピソードである。, 作詞を担当したティム・ライス (彼はその年にイギリス王室から叙勲され、エルトンは4年後に叙勲されている)もエルトンの生産性の高さには驚くばかりだったという。ライスがある日の午後2時に歌詞を渡すと、その1時間半後には見事なメロディがついたデモが仕上がっていて唖然としたらしい。2019年にディズニーが映画『ライオン・キング』をリメイクして、同曲もよみがえっている。, 正当な賞賛を受けたアルバム『Songs From The West Coast』からグラミー賞にもノミネートされた1曲。エルトンの名曲の進化を感じられる楽曲だ。トーピンが自分自身を投影した痛切なほど正直な歌詞は、エルトンのシンプルな演奏としっかり繋がっている。, さらに俳優のロバート・ダウニー・ジュニアが出演するビデオが、その世界をうまく可視化している。同曲でエルトンは久しぶりにイギリスのチャートのトップ10圏内に返り咲いた。カントリー音楽をテーマにした2018年のトリビュート・アルバム『Restoration: Reimagining The Songs Of Elton John And Bernie Taupin (RESTORATION)』ではクリス・ステイプルトンがこの「I Want Love」をカヴァーしている。, アルバム『Goodbye Yellow Brick Road (黄昏のレンガ路)』からのファースト・シングル。エルトンのキーボードとデイビーのギターが両者一歩も譲らず進んでいく代表的なロック・ナンバー。闘争的で派手なサウンドは、暴力沙汰が多かった60年代のパブやクラブなどの夜の喧騒を描いたトーピンの歌詞にピッタリである。同曲で初めてイギリスのロックンロールらしい歌詞を書こうと思ったと、トーピン自身がのちに明かしている。, エルトン・ジョン・バンド名義の1曲で、バリー・ホワイトのヒット曲を手がけたことで知られる売れっ子のジーン・ペイジが見事なオーケストラ・アレンジを施している。「Philadelphia Freedom」は、エルトンに宿る先天的なソウルフルさが顕著に表れた楽曲だろう。, 同曲はエルトンの友人でテニス界のスター、ビリー・ジーン・キングに向けて書かれた。彼女は男子選手のコーチを務めた女子選手の先駆けとなり、テニスのプロ・チーム、フィラデルフィア・フリーダムズを率いた。, ザ・バンドの明確なアメリカらしさはエルトンとトーピンに大きな影響を与えたが、アルバム『Madman Across The Water』に収録されたこの曲の名前は、ザ・バンドのドラマー/ヴォーカリストのリヴォン・ヘルムから直接取られた訳ではない。トーピンによれば、彼がリヴォンという名前を単純に好きだったらしい。, 同曲はイギリスでシングルにはなっていないが、ほかの大ヒット曲と並んで1970年代前半のエルトン・ジョンの作品を代表する曲である。エルトンもこの曲を気に入っており、夫のデヴィッド・ファーニッシュとの息子のフル・ネームは、ザッカリー・ジャクソン・リーヴォン・ファーニッシュ・ジョンと名付けた。, 知られているように80年代のエルトンは、精神のバランスを崩し生死に関わるほどまでになっていた。それでもこのような楽曲を世に送り出していたことで、ポップ・ミュージック界の砦としての地位は揺るがなかった。, 「Guess That’s Why They Call It The Blues」は、エルトンが原点回帰を果たした名作『Too Low For Zero』からのファースト・シングルで、アメリカで久しぶりのプラチナ・シングルに認定された。すばらしいハーモニカ・ソロにはスティーヴィー・ワンダーを迎えている。, エルトンが初めて全英1位を獲得した楽曲 (ソロ・アーティストとしての初ての1位獲得曲はあとで登場する)が「Don’t Go Breaking My Heart」だった。エルトンのほかの名曲と比べると重みに欠けるように聴こえるが、彼のキャリアの中でも人気の高い1曲だ。, キキ・ディーとのヴォーカルの化学反応が聞きどころだが、彼女はエルトンの古くからの友人というだけでなく、彼が設立したロケット・レコードに長らく在籍したアーティストでもあった。2019年3月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた2夜連続公演の初日には、キキもステージに駆けつけた。, この感動的な1曲はトーピンによれば「僕らが書いた中で一番誤解されている曲」だという。実際は、ベトナム戦争の帰還兵が以前の生活を取り戻そうともがく内容だ。勘違いによってその情緒を理解していないファンがいたとしても、「Daniel」は全米チャート2位まで上昇した (首位獲得を阻んだのはポール・マッカートニー率いるウィングスの「My Love」)。フルートのようなサウンドの繊細なメロトロンが、曲の魅力を大きく高めている。, エルトンとトーピンの作品で当時最も自伝的な性格を持っていた『Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy』に収録されている重要な1曲。同曲はエルトンとトーピンが同居していた1968年に、エルトンが半分本気で起こした自殺未遂が題材になっている。下積み時代の彼は、当時の恋人との不幸な関係に気を病んでいたのだ。, 歌詞の中で彼を救う「シュガー・ベア」とは、彼がかつて在籍したブルーソロジーのリーダー、ロング・ジョン・ボルドリーのことである。アルバム『Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy』では、1967年のエルトンとトーピンの出会いから、1969年の『Empty Sky (エルトン・ジョンの肖像)』のレコーディングまでのふたりの物語を描かれている。, エルトンはチャート・アクションへの執着を自認している。そんな彼に自慢したい出来事を聞けば、今でも彼は「Bennie And The Jets」が全米ポップ・チャートの1位を獲得しただけでなく、R&Bチャートのトップ20にも入ったことを挙げるだろう。, 実際、この曲がシングルになったのも、デトロイトの黒人向けラジオ局WJLBのリスナーからのリクエストが殺到したことがきっかけだ。エルトン・ジョンの代表曲であり続ける同アンセムは、1985年のライヴ・エイドを含め、文字通り何千もの彼のステージのハイライトになってきた。, エルトンとトーピンの最強の協力関係は一見苦労なく映るが、アルバム『Too Low For Zero』に収録されている「I’m Still Standing」は、ふたりの復活を示した楽曲だ。それは彼らの私生活にも言えるし、すでにパンクやニュー・ロマンティックなどの台頭を切り抜けてきたエルトンのキャリアにも言えることだ。, それは「looking like a true survivor, feeling like a little kid / 真の生き残りに見えても、中身はまるで子供だよ」という歌詞にも表れている。同曲はラッセル・マルケイが監督したビデオが助けとなって、エルトンのことをMTV世代にも知らしめた。, エルトンの名作群の中で、カヴァーも含み2度以上大ヒットした曲はいくつかあるが、これもそのひとつだ。『Calibou』収録の「Don’t Let The Sun Go Down On Me」ついては、ジョージ・マイケルとデュエットしたライヴ・ヴァージョンが1991年にヒットし、イギリスのチャートで首位をマークした。, 絢爛なオリジナル・ヴァージョンには、ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンとブルース・ジョンストンや、キャプテン&テニールのトニ・テニールがバック・コーラスに参加。パーカッションは疲れ知らずのレイ・クーパーによるものだ。, アルバム『Madman Across The Water』のハイライトに数えられる「Tiny Dancer」の評価は、今でも高まり続けており、2018年には米レコード協会によりトリプル・プラチナ・シングルに認定された。, エルトンも感謝を示しているように、この曲の人気が再燃したのは2000年のキャメロン・クロウ監督作『あの頃ペニー・レインと』の劇中で目立って使用されたことが大きな要因だ。歌詞の題材はトーピンが初めてアメリカを訪れた1970年秋の実体験で、そのときに彼らが降り立ったのは西海岸だった。, 英米両国で人気が出始めた頃、エルトンはイギリスで発表するシングルが次々とヒットすることにプレッシャーを感じていた。そんな中で発表したのが大ヒットを記録した「Rocket Man (I Think It’s Going To Be A Long, Long Time)」だった。, 宇宙計画に世の中が湧いた時代の潮流をこのシングルがいかにうまく捉えたかを実感するのは、若いリスナーには難しいだろう。同曲はジョン・ヤング船長率いるアポロ16号が、史上5度目(最後から2番目)の月面着陸を果たそうとする頃にリリースされた。, 自作のチャート・アクションに無頓着なアーティストもいるが、エルトンは違う。「Sacrifice」でソロ・アーティストとして初めてのイギリスのヒット・チャートで首位を獲得したとき、彼は人生のハイライトのひとつとしてこの偉業を喜んだ。最近では忘れられがちだが、同曲はそのリリースの7ヶ月前に一度リリースされており、そのときは55位止まりだった。そのことを知れば彼の喜びも理解できるだろう。, 同曲ではエルトンが弾くローランドのデジタル・ピアノと、円熟した大人の感情を表現したトーピンの歌詞が印象的。後者についてトーピン自身は、本ランキングの1位として後述する初期の楽曲とは「百万マイルほどもかけ離れている」と語っている。, エルトンとバーニー・トーピンがマリリン・モンローに捧げた「Candle In The Wind」は、1987年にもライヴ盤『Live In Australia (エルトン・スーパー・ライヴ 〜栄光のモニュメント〜)』に収録されたヴァージョンがヒットしている。, その後の1997年、ダイアナ元英皇太子妃の逝去という悲しい出来事が起きた際には、歌詞を改めてリリースされた。ジョージ・マーティンがプロデュースしたこのヴァージョン(この1997年版の邦題は、「キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」に改められている)は、全世界のレコード業界の歴史で最多の売り上げを記録したシングルになった。, オリジナル・ヴァージョンはアメリカでシングル・カットされなかったものの、イギリスでは不朽の名作『Goodbye Yellow Brick Road (黄昏のレンガ路)』からのサード・シングルとして発表。以後、世界中で愛される楽曲になった。, エルトン・ジョンの名曲ランキングの第1位にふさわしいのは、やはり彼にとって初めてのヒット曲となった「Your Song」だろう。この曲は、彼の存在を世に知らしめ、ライヴでもどの曲より演奏されている。心を揺さぶるほどの純真さは、同曲を書いた1967年当時のトーピンが弱冠17歳 (エルトンは20歳)だったことから来ている。, トーピンは、下宿していたエルトンの母の家で朝食を食べながらこの歌詞を書き、エルトンは20分でそれにメロディをつけた。こうして名曲が生まれ、世界最高の作曲家たちのキャリアがスタートしたのだ。, 『ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)』
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